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相続格差

今日のニュースでとっても関心のある話題。

「婚外子の相続格差は違憲」という判断が下された、という話です。

平たくいえば、戸籍上の「子」と、戸籍に入ってない「子」では、遺産相続のときに取り分に差があって、戸籍に入ってない「子」は、戸籍上の「子」の半分しか権利がないという決まりのこと。
差別的な表現だったらごめんなさい。ニュースにも使われている表現なのでご容赦ください。
FPは遺産相続に関する分野も勉強範囲なので、この規定については知っていたけれど、ニュースを聞いて思ったのは、

「本当に違憲判断が出たんだなぁ…」

ということ。

日経新聞でもアンケートを取ったら「格差はない方がいい」という意見が多かったようだし、先進国でこういう格差があるのは日本だけらしいし、時代の流れからいって仕方ないのかもしれないんだけど、いまいち違和感が拭えないところがあるのです。

私の違和感の根源は、今回の案件の背景にあって、ニュースで見た限りでは、亡くなった父親が生活していたのは「事実婚」の家庭で、違憲の申し立てをしたのも、事実婚の「子」。「子どもが責任をとりなさいというのはおかしい」とコメントしてる。
それに対して戸籍上の「子」は、自分たちは家庭を壊され追い出され40年間苦痛に耐えてきた、とコメントしてる。

この、「子どもが責任をとりなさいというのはおかしい」というコメントに私はすごく引っかかるのです。
相続権利が半分ということが「子どもが責任をとる」ことになるのかな?と。
確かに子どもには責任はないと思う。でもそれは相続云々じゃなくて「法律婚」の家庭の子として生まれるか、「事実婚」の家庭の子として生まれるかは選べるわけじゃないから責任がない、ということじゃないのかな、と。。。
「子どもに責任のないことで経済的不利益を被るのはおかしい」というのも、立場が変われば、本来もらえるはずの遺産が「事実婚」の家庭があるがゆえに取り分が減る!不利益だ!とかなりそうだし。。。
それに、もともとこの相続の時の決まりは、「婚外子」の権利も認めて保護しようというのが目的であって差別するのが目的じゃないはずだし。。。
まぁ、最初から差別を目的として設定する法があったら困るんですけど。
で、「真に公平な世の中が来てほしい」というけど、相続の時の格差がなくなることが「公平な世の中」なのかな、と。。。
私なら、違憲判断が正しいとも、間違っているとも、どちらとも言えないな。。。

とまぁ、こんな感じでモヤッとボールが山盛りいっぱい状態なのです。

時代の流れからいって仕方ないんだろうな、と最初にも書きましたが、結局はそういうことなんでしょうねぇ。

で、余談ですが、こういう話を聞くたびに、遺言とか保険とかで何か対策はとってなかったのか?と思う私。
仕事柄なんですけどね〜。因果だなぁ(苦笑

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