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さかもと未明

先日、Yahoo!の検索キーワードの上位に、「さかもと未明」が突如上がっていましたねー。(「さかもと未明」氏とは、エッセイストというか、コメンテーターというか、漫画家みたいな方です)

なんか事件でもあったのか?と思ったら、まぁ、事件と言えば事件でした。
その事件とは、

「さかもと未明、機内で泣き止まない1歳児にブチキレる」

という…(*´Д`*)

このひと、今年の夏に国内線に乗ったとき、
「赤ちゃんが泣き叫び通しだったのにブチ切れてしまったのだ。だって、客室乗務員さんが母親と一緒にあやしても泣き止む気配はないし、逃げ込む場所もないんだもん」
という経験をなさったんだそうです。
いったいどういう非常事態だったのかと思ったら、

「その赤ちゃんは、たぶん1歳くらい。どうしてそんな体力が、と思うくらいに離陸から泣き通しだった。(中略)お母さんもどうにもできなくてほとほと困っているのがわかる。ほかのお客さんも『言い聞かせてなんとかなる年齢ではないし、仕方ない』と思っているみたい。」
という状況のようで。。。

で、さかもと未明はどうしたか?というと、

「でも私は耐えられなかった。『もうやだ、降りる、飛び降りる!』」

ということで、着陸準備状態の機内を出口に向かって走り始め、さらに飛行機が着陸したあとも、JALに対して激しくクレームを言い続けた、と。

かわいそー、JALのヒト。同情せずにはいられないよ。

で、ここが私としては非常に嫌な感じなんだけど、後日わざわざJALの広報つかまえて、取材のような形でいろいろと文句つけたらしいんですね〜。
「機内で泣くような子どもは飛行機に乗せるな」だの、「どうしても乗せるんだったら隔離する空間を作れ」
とかね。
もちろんJALだって客商売だし、なんせ相手はTVとか出ちゃってる名のあるヒトだし、無視もできないから取材にはちゃんと応じたようですが。

さかもと未明がどんなことを言ったのか、すべてここで書くなんてめんどくさいことはしませんので、気になる方はこちらをお読みください。
(PHPビジネスオンライン 衆知 というサイトです)

まぁ、簡単に言えば、機内で泣くような子どもを連れて乗る親が悪い、迷惑だ、ってことなんですね。
いろいろ理屈をならべたあげく、JALの経営再建にまで話が及び、しまいに航空法変える!! とまで息巻いてる。
ちょったばかし弁が立つから、うまいことあちこちに保険を張って自分を正当化しようとしている文章。読んでるうちにうんざりしました。

百万歩譲って、このひとの気持ちになればですよ。
仕事の帰りで、すっごい疲れていて、機内では寝て行かないと次の仕事にさしさわる事情があったのかもしれないわけで(ま、着陸後も文句つけ続けてたらしいので、おそらくそうではないでしょうが)。
そういう事情があったなら、泣き続ける赤ちゃんはさぞかしうっとうしかったでしょう。

だけど。
飛行機が怖かったのか、耳が痛かったのかはわからないけどとにかく我慢できなくてなく赤ちゃんと。

「あーうるさい!もう我慢できない!」ってブチキレて機内を走ったこの「オトナ」と。

いったい、なにが違うんだ? と思うんだよね。

どっちかといえば、「ものの分別がついてるはずのオトナ」のほうがタチ悪いんじゃないかと思ったりして。

ここで想像。

もし、自分がすっごい疲れて乗った出張帰りの飛行機で、たまたま隣に乗った赤ちゃんがずーっと泣き続けていたら、私も同じようにブチキレるか?

…キレないよね、やっぱり。

思うとしたら、自分の運の悪さを呪うとか。
あとは、今度から飛行機に乗るときには必ず耳栓を持ってこようと固く誓うとか。
そんなことぐらいでしょうか。

そんな私も人間的にはまだまだ。
こんな素敵なツイートをされた方がいます。

「15年前飛行機で離陸から着陸まで泣いてた赤ちゃんのママと目が合った。『すいません。疲れてはるのに居眠り出来なかったでしょ』って。『いえいえ、2時間泣いてたこの子が一番がんばった。エライエライ』って言ったらママさんが涙しはった。今ならこのママさんの涙の意味がわかる。子どもは泣くさ」

これ、誰のツイートだと思いますか?
なんと、つんくですよ。

しかも15年前なら、つんくはまだ結婚もしてなくてもちろん子どもだっていなかったはず。
なのに、こんなことがさらりと言えるなんて、素敵すぎて、脱帽です。
ちょっとファンになりそう。
こんなこと言われたら、どんなママでも泣くんじゃないかな

だって、「子連れで飛行機に乗る」というのは、ママにとっては超プレッシャーなこと。
赤ちゃんが泣けば、きっとまわりに迷惑がかかる、嫌な目で見られる…
そういう心配は、小さな子どもを連れて飛行機に乗ったことのない人にはわからないと思います。現に、私だってそうだった。

さかもと未明は、客側の教育もするべきだとJALに食って掛かってまして(笑
それに対してJALが、「『mama&baby』という冊子を作ってます」と回答したところ、
「いやあ、そんなのみたことないし」と言ってます。

そりゃアンタが子連れじゃないからだろ!(笑

というベタな突っ込みはさておき。

年末年始やお盆休みなど、帰省シーズンの育児雑誌の見出しって、なんだか知ってますか?

「はじめての飛行機完全マニュアル!』

とか、

「先輩ママ直伝の飛行機対策グッズ」

とか。

そりゃあもうすごいんですよ。

私はくるみが1歳4ヶ月のときに初めて飛行機に乗せましたが、事前にいろいろな対策を考え、気圧対策で飲ませるジュースとか、退屈しのぎの絵本とか、それだけでバッグひとつできるくらい用意しました。
さらに、飛行機に乗ったら寝るようにとわざと昼寝をさせずにおいたり。

それでもくるみは飛行機では眠らず、空港から横浜へ向かうバスで熟睡しちゃって大変なことになりましたが(笑

つまり、そんな特集が組まれるくらい、ママたちは神経ぴりぴりさせてるんです。

そこに現れたこのさかもと未明。

このときのお母さん、どんな気持ちだったろうな…と考えるだけで、かわいそうでしょうがない。
おまけに、なんの面識もないこのさかもと氏から、
「あなたの子どもは泣かない歳になるまで飛行機乗っちゃダメ!!」
とまで言われて。。。。

まったく、あんた何様?としかいいようがない。

一番驚いたというか、怖かったのが、

「飛行機のなかに、音の漏れないコンパートメントをつくるとか、子供を乗せる場合は、子供が騒いだときに寝かしつけられる薬を親にもたせるように周知徹底するとか、できないの? 2歳以下は乗せないとか……」

というくだり。

薬?!

泣き続ける赤ん坊を薬で黙らせろってか?!

こわっっ(((゚Д゚)))ガタガタ

コンパートメント案は、もしそういうのができたら子連れ飛行機もたいそう気楽になるだろうなという気もする。ママたちには意外と人気出るかも。
外食時に個室のある店を選ぶ感覚だよね。
それに、こういうオソロシイ人間から距離置けるしね( ̄ー ̄)ニヤリ
ま、残念ながら、航空法の関係で、実現は無理みたいだけど。

さかもと氏は「公共のマナー」的なものを論じているふうですが、こういう、薬のませろ発言が出てくるあたりで話の本当の論点、言いたいことは、
「自分にとって快適であることが重要」
ってことなんだな、と読めてしまうわけです。

公共の場でのマナーについては、くわばたりえさんもBlogで触れていて、それについても思うことがあるのですが、それはまた今度。

だいたいさぁ、最初は泣き叫ぶ赤ちゃんを連れてくる親が悪い!みたいなことを書いてたはずなのに、終盤ではなぜか航空運賃、戦後の航空業界について国民が知るべきだ、なんて話になってるし、
『「なんていうことを私的には発信していこうと思うんですが、こんなクレーマーでも、また乗せてくれる?」そう言ったら「ぜひ!」といってくださいました。JALの羽は、優しくて懐広いなあ。』だって。

当たり前じゃん!!
そこで「もう嫌です。乗らないでください」なんて言えるはずがない。
こういう質問に何の意味があるのかって思うけど、要は、さんざん文句いったけど自分が嫌われたくないから保険張りたいだけなんですよね。本人にその自覚があろうとなかろうと、です。
なんでそこまで断言するかと言うと、私がいままで出会ってきた「理論的なクレーマー」はみんなそうだからです。クレームいっておきながら、「でも、私のこと嫌いにならないでね、これからもここ来ていいよね」って確認したい心理。
もっと言えば、クレームつけておきながら、自分をクレーマーとしてマークしてほしくない心理ですよ。

でもね、無駄です。クレーマーとするか、それに準じたものとするかはともかく、「要注意」として認識します。
だって、こういう人の扱いを間違えて、また騒がれたら、たまたまその場に居合わせた、他のお客様に不快感を抱かせるからね。

『わがままなうえに身体も弱く、さらにファーストクラスに乗るお金はない勝手な私ですが、途中下車できない空の旅には、やっぱり快適性を求めずにはいられません』

ね。自分を卑下し始めたでしょ。これも、共通の話法です。「預金もしてない私が言うのも失礼だけどね」っていう前置きしてクレーム言う人いっぱいいますよ。

赤ちゃんだって弱い存在ですけど、あなたみたいなオソロシイ人が隣に居合わせても、途中下車できませんよねぇ?あなたの言う「快適性」って…?

『どうぞ妥協を許さず、改良し続けてくださいね。日本のJALから世界のJALへ。心身一如の真のブランドであり続けてください!』

だって。繰り返しになりますが、これも、常套手段ですよ(笑
さんざん文句いって最後に持ち上げて相手の機嫌とる。大丈夫、もうさかもと氏はJALに限らず航空業界でマークされたこと間違いなしです。持ち上げたって無駄(笑

ここで、私からJALさんに一言。

『クレーマーに負けずに頑張れ!!!!!!!!』

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コメント

aiさんお疲れさまです。
今週末のクリパで会えますね!(^-^)v

わたしさかもと未明なんて名前初めて知ったんですが、一歳くらいの泣いてる赤子と、なんとか状況打開する努力をしている親・&JALにブチ切れたってもう仕方ないでしょうに。
確かにもし自分の隣に居合わせたら、私は人間小さいし子供好きじゃないので内心ではブチ切れますが、行動には出しませんよオトナの分別として。
私も飛行機に乗ると決まって前後の席をこんなケースで挟まれますが、泣き叫ぶ乳児はどうしようもありません。できれば仕切っていただけると双方の幸せなんでしょうが、双方とも快適に空の旅を楽しむ権利を有すると思います。私が許せないのは、3歳児くらいになってくると、泣き叫ぶんじゃなくて騒ぎ立てるんですよ。そして親も「この年齢はこういうもの」と思っているのか、周りに迷惑かけないよう我が子を注意しようとすらしない親が多すぎます!どうせ言ったってきかないのはわかってんだから、「親が注意してもこれなら仕方ないなぁ」と思えるのに、親すら注意もしないなんてどういうこと?!と思うのです。
ハワイ行きの時なんて男親は食って飲んで寝てばっかりで子供の面倒みようともしないのも呆れかえりました。私たちが子供にむかって「しーっ」と、静かにしなさい合図を出しても「すいません」のひとこともないし。

群馬の友人が男の子三人連れて札幌に里帰りした際、降りた後に前の席のギャルの「後ろのガキがうるさくて寝られなかった」と文句が聞こえてきて、「それならうるさいですよって注意してほしい」と言っていましたが、他人から注意されるまで自分の子がうるさいかどうかもわからないから注意もできないんだろうな、と思うのです。

投稿: クドマキ | 2012.12.04 07:58

クリパ楽しみにしてますね〜(≧∇≦)

ちょうど後日触れようと思っていたネタに近いのですが、言ってわからない年齢ってほんと小さい時だけで、3歳児とかもうちゃんと理解しますよ。
ただ、その場で言ってすぐ理解しろっていうのが難しいから、飛行機乗る1週間前とかからちゃんと話しておけばいい。
家から一歩出ればそこにはいろんな人がいて、子どもが嫌いな人もいるんだから、騒がないこと!って言えばわかるはず。わからないとしたら、普段の子育てに手抜いてるんじゃないかと思いますが。
うるさいならそう言ってくれれば、なんて親としては相入れないなー。

投稿: Mai | 2012.12.05 01:12

子供は泣くのが仕事。
それがどうしても嫌なら、Hondaから出た自家用ジェットを買え。
その財力が無いならば、黙っておとなしく乗っておくべき。

投稿: barracuda | 2012.12.05 09:34

着陸前の飛行機内で「飛び降りると叫びまくって走り回った」「亭主が医者で赤ん坊が寝る薬を飲ませておくべきだったと言っている?」、、完全に社会人として見るも無残な失格女、医者の旦那が本当にそんなこと言ったの?なら旦那も医者として失格だわ、良い方法を教えておくわ、飛行機に乗る前にあんたが「ハルシオン」とか「デパス」とかを10錠程水割りかなんかで服用しておくねん、流石にヒステリックなあんたも何時間かわ意識不明状態で寝てますわ、もちろん赤ちゃんの泣き声なんか聞こえないし乱気流で揺れても怖い思いは全く致しません。それに飛行機には二度と乗るな。「UWG」やな完全に。恥ずかしい話やな、近年稀に聞く恥ずかしい街を歩けない様な無様な振る舞いや、

投稿: otousan | 2012.12.06 09:21

>barracudaさん

コメントありがとうございます。
「子どもは泣くのが仕事」、そうですよね。私もそう思います。
で、泣く子どもに対して、「仕事だもんね」と受け止めてあげるのが大人の仕事。
自家用ジェットの件は、たぶん、JALのみなさんも強く願っていると思います。あれこれ言うなら自家用ジェット、買えないなら黙って乗ってくれ、と(笑

>otousanさん

コメントありがとうございます。
私もびっくりしたのですが、薬の件は本当に医者であるご主人がおっしゃったそうですよ。
もっとも、このご主人は、奥様に結婚前からべた惚れで、奥様の言うことに異論など唱えるタイプではないようですけれど・・・
でも確かにおっしゃるとおり、薬を飲むのは赤ちゃんではなくさかもと氏のほうですよね。睡眠薬でぐっすり寝ておけば、赤ちゃんの泣き声だって気にせず熟睡できるし疲れもとれて一石二鳥☆
私も、ほんと恥ずかしい話だと思います。でもきっとこのさかもと氏は変わらずTVにもお出になるんでしょうねぇ。

投稿: ai | 2012.12.08 18:41

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