カナコ嬢の涙。
最近ずーっと会社ネタと言えば「単身赴任」ネタしか書いてこなかったのですが、そのぶん職場は落ち着いているかと言ったらまったくそんなことはなく……
むしろめんどくささ倍増な感じです。
救いは、私が直接からんではいないこと……いや、見ようによってはからんでいるのかもしれませんが……
その「めんどくささ倍増な感じ」の中心に位置するのが、カナコ嬢(25歳)。
以前に育てたくない女としてネタにしてますので、読んだ方は「あぁ、あの上司に虫とらせたヤツか」と思い出していただけるかと(笑)
こいつと、私の長年の先輩であるTさんはまったくそりが合いません。
はたから冷静に見ていると、Tさんも相当にクセのある人なので、カナコ嬢もしんどいだろうとは思う。
しかし、Tさんの言ってることはほとんどが正しく、そもそもカナコ嬢の手際の悪さや仕事上の間違い、接客マナーの悪さを叱っているわけだから、その部分においてはカナコ嬢も真摯に受け止めるべきなんであります。
ところがカナコ嬢、何を思ったか先日、こともあろうに先輩のTさんに説教を始めたんですよ。
そもそもの事の発端は、Tさんが私に伝えたいことがあってササッとメモ書きをしていたときのこと。
内容はカナコ嬢のことだったんだが、カナコ嬢は私とTさんがしゃべっていることにはほとんどすべて聞き耳を立て、聞こえないようにしゃべられていると「私の悪口を言ってるんだ!!」と思っているようなので、Tさんはめんどくさくなってメモ書きをしたんですね。
それを見かけたカナコ嬢、わざわざTさんの手元をのぞき込んで、
「何書いてるんですかぁ~?」
と訊くこと2回。
で、基本的にカナコ嬢のことが嫌いなTさんは、
「なんであなたにいちいち見せなきゃなんないわけ?」
と目の前でメモを破り捨てたのだそうだ(;´Д`)
それが火に油を注ぐ結果になり、数日後、たまたま昼休みが一緒になった二人の間に交わされた会話を要約して再現すると……
カナコ嬢 「陰で私の悪口言うのやめてください!それで嫌な思いしてる人もいるんですよ!」
Tさん 「……(嫌な思いしてる人ってアンタ除いたらあと何人いるの)」
カナコ嬢 「この前のメモだってどうして破ったんですか?」
Tさん 「……(だからどうしてそれをアンタに説明する必要があるの)」
カナコ嬢 「更衣室でもそうじゃないですか!他の人といっしょに悪口言ってるし……」
Tさん 「悪口言ってるわけじゃないんだけど。……こっちの態度が悪くて不快な思いさせてたんだったら謝るよ」 (←めんどくさくなっただけ)
カナコ嬢 「謝って欲しいワケじゃないんです!! あーもぉなんて言ったらいいんだろう!!」
Tさん 「いやもういいからその話」
カナコ嬢 「私はTさんと仲良くしたいだけなんです!! なんでみんなで仲良くできないんですか?!」
と言い放ったカナコ嬢、その場でしゃがみ込み号泣。
……ねっ? めんどくさいでしょ?(笑)
正直言うと私はカナコ嬢のことぜんぜん好きではない。仕事できないし、礼儀知らずだし、Tさんのように教えない代わりに小言も言わないが仲良くもしない。
だいたい「みんなで仲良くしたいだけなのに!!」だとか、「陰で私の悪口言ってるんでしょ?!」って詰め寄るあたりが完全に女子中学生レベル。
しかもそれを先輩に向かって炸裂させるところがもう私の中では付き合いきれません。
社会人にもなって転勤した店でいきなり「辞めたい」って親引き連れてやってくるあたりもう変だとは思っていたけど、まさかここまでとは思わなかった……
カナコ嬢が「悪口言われてる」って思い込んでるうちのおそらく3割ぐらいは実際に悪口なのだけど(笑)
基本的になぜそんなことになるかと言えば、Tさんが教えたことについて素直に聞かず、ひどいときには別の人に聞き直したりする態度が原因。
そういうことは棚に上げて、Tさんの態度がイヤだの悪口言ってるのって噛みついてくるのもコドモな発想だ。
おまけに私やTさんが仕事のことで話しているときでも、悪口だろうと思い込んでいるのかいちいち聞き耳を立て、Tさんが何か書いていれば手元のぞき込んで何書いてるか確認し出すし、パソコン打ってりゃ画面見ようとするし、なんかもう被害妄想というか病気じゃないかとさえ思えてくるくらいです(笑)
私としては、家のほうがこれから超忙しくなってくるので、こういうめんどくさい人にはなるべく関わり合いたくないんだけど……
同じ支店だからそれも難しい。
それでなくても仕事にたいするモチベーションが下がっているので、めんどくさい人と関わってさらにモチベーション下がるという事態にはならないようにしたいもんです。
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