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手当クイズ。

ここでクイズです。

我が家の構成 → 父(当行職員)・母(当行職員)・子ども2歳

父は今回転勤により函館方面へ単身赴任

さぁこのケース、単身赴任手当は出るでしょうか?

人事の規定では、子どもが小学生以上だったりすると教育面に配慮してか単身赴任手当の対象になるそうですが。

それ以外の条件としては、「人事部が必要と認めたとき」という文言があるのですが。

みなさん、どう思いますか? 手当、出ると思いますか?

私は出ないと思う……

なぜって人事部不信だから。っていうかもう嫌悪感持ってるから。

だけどこれでもし本当に出なかったら、「人事部が必要性を認めない」ケースになるわけで、となると子どもが小さくて母親も働いてて、母親には異動の発令出てないから父親が単身赴任になった場合でも人事部は単身赴任手当の必要性を認めていないって事で。

つまり、母親が働いてるんだったらいいじゃん、お金いっぱいもらってるんだし!と人事が考えているか。

単身赴任になったのは母親が仕事辞めなかったからでしょ?辞めれば単身赴任にならなくていいのに、わざわざ単身赴任選んだのはそっちでしょ?と人事が考えているか。

さぁどっちだ?!

ちなみに答えは、ダンナちゃんが転勤したあとに出ます。

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岐路のさきにあったもの。

前回の記事で、もったいぶった引っぱり方をしてしまいまして、ご心配下さった方、もしいらっしゃいましたらごめんなさい。
そして、ありがとうございます。

人生の岐路にぶつかって、いろいろと道を模索して、泣いたり、がっかりしたりといろいろありましたが。

私、決めました。

会社、辞めます。

……といっても、今すぐではないの(笑)

びっくりした?(笑)

私のことを知っている方は、一瞬びっくりされたかもしれませんね(笑)
結婚しても子供が生まれても仕事を続けてきた私。
今の上司には「鉄の女」と呼ばれるほど神経図太く、いつまでも会社に居座るんであろうと思われている私。

実際、私自身、今回のことが起こるまでは、きっとずっと働き続けるんだろうな……と漠然と思っていたのです。

しかし、いざ、家族が離れて住むことになったり、会社の冷たさというか、突き放し感を実際に経験したことで、なんかちょっと心境が変化したんです。
正直に言っちゃうと、仕事を続けていくモチベーションが急降下。
「こんな会社に夫婦揃って働き続けていたら、どちらかというと犠牲にしなければならないことのほうが多いのではないか」
という気持ちが湧いてきてしまったのであります。

ま、必ずしもうちの会社が特段冷たいというわけではないんでしょうけどね。
普通の人から見たら、「そんなの別に冷たいことじゃないよ。社宅だって一世帯に2軒なんてあたるわけないじゃん」というご意見もあろうかと思います。いや実際あったんだ。そう言う方もいました。

ただ、私がすっかり意欲を失ってしまったのは、それだけが原因じゃないんです。

仕事を続ける女性を支援するという部署が実際はまったく機能していなかったり、人事部の対応に誠実さを感じられなかったり(言ってる理屈があちこちで矛盾してるから)。

結局は本部って「上から目線」なんだなぁとひしひし感じてしまったんです。

もちろん、そうじゃない方はいっぱいいらっしゃいます。
コメント常連さんのクドマキさんはほんとにいい方だし。
今回の事についてはいっぱい心配していただいて、優しいメールもいただきました。本当にありがとうございます。

けど、いざというときに救われなかったという気持ちを一度味わってしまうと、私、なんとなく仕事に対する意欲が湧かなくなっちゃったんです……。

これが男性だったら、そうは言っても仕事し続けることに対してある程度覚悟は決まるのかもしれませんが、女性はなかなかそうはいきませんよね。
少なくとも働くママには「子ども」という最優先の存在がいるんです。

そう言ってる自分自身、「男女均等」の思想から見たら間違ってるのかもしれませんが。
「子育ては女だけの仕事じゃないぞ!!」みたいな……

しかし、現実はそうじゃないわけですよ、やっぱり。
女性社員が結婚するとなると「おめでとう。で、仕事どうするの?」って質問が必ず出るし、ご主人が転勤すれば「大変だね~。奥さんは仕事辞めるの?」って必ず訊かれる。
対等な立場にはなれていないんです。

それにやっぱり、しつこいようだけど、女性社員の支援をしていくと謳った部署の「退職勧告」と受け取られかねない発言。

これが、かなり、こたえました。

こんな心境でずーっと働いていくのか?

無理です。

というわけで、仕事を辞める決意をしたわけですが。

今すぐ辞めてダンナちゃんについていく、という選択肢はとりませんでした。

なぜかというと、今すぐ辞めれば私はいいかもしれないけど、今お世話になっている支店に対しては礼儀を欠くからです。
こういうところでどうしても自己中になれないのが私。

かといって社宅にも入れず今のままでは生活が……

というわけで、最終手段。

実家に助けを求めました。

クドマキさんはご存じでしょうが、この選択肢、私はどうしてもとりたくありませんでした。
だって実家には実家の老後設計があったわけだし、私が同居してしまうとその設計が実現できなくなってしまう。
私の都合だけでそんなことしていいんだろうか、という気持ちがどうしても消えなかったのです。

しかし、両親は、「いいよ。うちにおいで」と言ってくれました……。

本当に感謝です。頭何回下げても足りないくらい。

それで結局、ダンナちゃんの住む社宅に今の住まいの機能をほぼ移して、私と子どもはあくまで実家に居候、仮住まい。

で、私も仕事をずっと続けることはあきらめて、ある時点に退職の照準を絞っていくことにしました。

それはいつかといいますと、約7年後。

子どもが小学校に上がって、学童保育になり、その学童にも行けなくなって完全カギっ子になるタイミングが7年後なんです。

そして、私が年金の受給権ラインに当たる「納付期間」をクリアするまであと7年。

タイミングとしてはココがいちばんいいだろうと判断し、自分の中で目標を設定したわけです。

そこでむくむくと湧いてきた野望……

くるみが小学生になるときに、マイホームを建てるぞ!!!!!!

もうね、住まいのことで振り回されるのは嫌になりました。
今までのほほんと、銀行員のくせに大した貯金もせず暮らしてきてしまった自分を猛省。
実家が受け入れてくれたこの機会に、節約します。貯金します。そして職業で得た知識をフル活用して資金運用して、マイホーム建てます!!!!

もちろんこれは我が家というか、私自身の落としどころ。

ウチの会社にはこれから同じ状況に見舞われるであろう若い共働き社員がいっぱいいます。

若い彼女たちのために、あの支援を謳った部署が、看板だけでなく実際に機能すること、そして人事規定が現実に即したものになるように願わずにはいられません。

がんばろう。そして、がんばってね、ママ達よ!!!!

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岐路のつづき。

前記事で、人事部といろいろ交渉していますと書いていましたが、交渉の結果が出ました。

結論。

「妻は社宅にも入れない。住宅手当も出ない」

――ま、会社なんで、結局はそんなもんかも知れないんですけど。

スパッと結論が出たなら(そして理由も合理性があるなら)いいんですけど、今回の一件で、私はすっかり人事部嫌いになりました。

この結論にたどり着くまでには、実はいろんな経緯がありまして、まず最初に人事部が言ってきたのが、

「住宅手当は出ないけど、社宅空いてるんだからそこに入りなさいよ」

という見解。

同じ市内に社宅があって、たまたま春にマンション買った上司がそこから退去してひとつ空いてるから入るんだったらいいよ、っていうことなんですね。
民間の社宅なんて築ウン十年で古いに決まってるんだけど、今のところだと毎月の家賃負担が大変なので、じゃそこに入ろうかなと思っていたらば、同日夕方になっていきなり人事部からの連絡。

「やっぱ社宅に入ることは出来ません」

といういきなりの方針転換。

当然こちらとしてはなぜダメなのかを知りたいので理由を聞いたところ、

「前例がないから」

とのビックリ回答でした。

――同じセリフを営業店が本部に言ったらどんだけ説教されることか……。融資案件の取り上げだって過去に前例ないからなんていって断ろうもんならガッチリ怒られますよ。取り上げ前提にしっかり案件を検討しろって言われますよ。だいたい「前例ないからダメです」なんてお客様にお断りしたら即クレームです。

で、そんな理由で納得できないダンナちゃんはさらに交渉したのですが、結局そこから人事部の結論が変わることはありませんでした。

結論は変わりませんでしたが、そののち、後付のような理由が伝えられまして、

「今現在の住まいが社宅なんだったら、ダンナが転勤して任地の社宅に入って、奥さんが引き続き今の社宅に住むっていうのはアリだけど、今がフツーの賃貸なんだったらダメです」

という……なんかわかったようなわかんないような理屈でした。

今のところにわざわざ引っ越したのは、ひとえに私が子どもを保育所に預けながら働くため。
にもかかわらず、ここに来てその決断が裏目に出る始末……

はあぁぁぁ(;´д`)

で、人事の理屈はまだ続きまして、

「異動を伴わない社宅入居は認めない」

という新たな条件が追加されたんですな。
だけど現に、異動してないけど結婚したから社宅に入れてくれって言って入居してる人いるって聞いてますけど……そこはどうなんだろうか。

しかしここに至るまでに、私の中でどんどん会社に対する不信感のようなものがむくむくとふくらんできていました。

そもそもは「育休明けの女性の仕事をサポート」みたいな看板を掲げた専門の部署(人事部のなかにある)に電話したときからおかしかった。
助けてくれるどころか人事の規定をなにひとつわかっておらず、しまいに何言い出すかと思ったら「でもさ、辞めても10年間は再雇用してもらえるんだし……」ってアンタそれ退職勧告じゃん!!

ちなみにこの「10年再雇用」の制度は、女性職員が退職してから(クビになったりした場合は別だけど) 10年以内だったら優先的に雇ってもらえるという制度。

しかし確実な保証はない上に、再雇用されても最初は契約社員か嘱託扱い。
そこから行員に上がるかどうかはまったく未知数。

そのわりに、この規定の最後のほうには、

「この制度を利用しようとする者は、退職後も自己研鑽、知識の向上に努め各自努力すること」

みたいな文章がある。

「ま、働きたいんだったらとりあえず雇ってあげてもいいよ。ただしぜったい雇うとは限らないけどね。雇うとしても正社員にはなれないし、嘱託か契約社員扱いね。もちろん仕事してない間も勉強はしておいてね、それぐらい再雇用してほしいんだったら当たり前でしょ、それでイヤなら働かなきゃいいじゃん」

というように聞こえるのは私だけだろうか。

少なくともどんなに仕事頑張っててもその再雇用制度では「必ず雇用される」という保証もないし、はじめは正職員にもなれないわけで、今現在仕事を続けたい、頑張りたいのでなにかいい方法はありませんかという私のような相談をしてきた人に提示する案ではないと思うのです。

それを提示したのがよりにもよって女性のワークスタイルやライフプランの多様化に対応すべく鳴り物入りで設立された部署の人というあたり、会社が大して力入れてないことがわかる。
力入れてないというか、単なるええかっこしいじゃん。
子育てをサポートしている企業として地元の認定を受けているようだけど、実際働いてみるとわかるのは、それほどサポートしてないんじゃないかという現実。
決して小さな会社ではないけど、他の大きい企業に比べるとサポートに有効な人事規定なんかは少ないし、どちらかというと妊産婦や産休、育休についてのサポートのほうが厚く、いざ育休を終えて職場復帰したあとのサポートなんかぜんぜん整備されていないと感じることのほうが多い。
他社ではよくある時短勤務なんかもないから、戻ってきて働くとしたらフルタイム以外の選択肢はないし、せいぜい利用するとしても残業免除の申請上げるくらい。
実態としては、それぞれの支店によって働くママをとりまく環境というのはかなりの差があるんだと思う。

ちょっと話はそれますが、業種からいって単身赴任というのはもはや避けられない運命といってもいいと思うのですが、この単身赴任を選択したお父さんにたいしての手当、数年前まで確かすごく安かったんです、うちの会社。
それを、現状にそぐわないから値上げして欲しいといって交渉して、月3万円になんとか引き上げになったんだけど、その結果を得られるまでにものすごくかかった。
それこそ10年近くかかったんじゃないかなぁ……
もし違ったらあとで追記しますが。

なので、実際に、働くママを支えるための規定が整備されるまでにはあと10年はかかるんだろうなと思います(笑)

しかし。

先ほども言いましたが、今回の件ですっかり不信感をふくらませてしまった私。

今までだったら、「やれるところまで頑張って働こう!! せっかく大きい会社に正社員でいるんだもん、子どものためにもお金稼ごう!!」と思っていたのですが、その意欲がへなへなとしぼみました。

不信感と反比例状態。

だって私だって正社員なのに、結婚しているせいで手当も出なけりゃ社宅にもなんだかんだ理由付けられて入れないんだもん。

だったら離婚すればいいわけ?

感情はこじれる一方です。

しかも社宅にも入れず子どもも保育所に通わせれば月6万円の保育料。

つまり、私が置かれた状況は、はっきりいうと、辞めなければならない、に限りなく近くなってしまったわけです。

いろいろな可能性を探って、残された二本の道は、太い「退職」の道と、細くて歩きにくそうな「仕事続ける」の道。

究極の選択です。

そこで私がとった道につきましては、次の記事でまた。

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人生の岐路。

ひさびさの記事ですが……

最初に言っときますが、今回の記事は面白くないです。しかも長いし重いです。

なぜならば。

ダンナちゃん単身赴任決定。

いずれ来るとは思っていたし、銀行員である以上は避けられない宿命ではあるのですが、いざ決まってみるとこれがもうどうしようもなく淋しいものです。
今までも、自分が独立したときや弟たちが独立したとき等々、家族構成が変わることはありましたが、それとはまた違った寂しさというか・・・
なにか「あるべきものが失われた」感は否めません。

もちろん、辞令が出てしまった以上は逆らえませんので、来月には単身赴任開始です。

ダンナちゃんの次の任地は函館。
千歳からは車で4~5時間です。
南千歳からは特急列車も出ているし、基本的に地続きですから行こうと思えば行ける場所ではある。
しかも赴任店は函館地区の中でも業績が伸びている支店らしく、近々規模も拡大する支店なので、札幌からは離れるけどキャリアにキズが付くわけではないらしい。
まずはひと安心です。

しかし……
ダンナちゃんの同僚、上司のみなさまは必ずこう尋ねるのです。

「奥さんはどうすんの?」

――そうなんです。

ダンナちゃんには函館方面への異動命令が下りましたが、私にはナシ。
ひきつづき現支店での勤務が待っております。
だから単身赴任なんだけどね。

さてそこで問題となってくるのは、ズバリ金銭面という超現実的なポイント。

銀行に勤めてますというと、よく、「お給料いいんでしょう?」と訊かれますが、ほんと正直に言いますけどそんなに良くないです。
みんなの印象は都銀レベルのメガバンク的給料らしいのですが、そこまで大きい銀行ではないので……

そもそも私、勤続18年目です。
しかしとっくの昔に昇級は止まっており、いくら働こうと給与が上がることはありません。
あ、出世すれば給与は上がるけど、私みたいな高卒にはほとんど出世の機会はないのが現実。短卒、大卒の後輩達はさくさくと出世の階段を上っていきますが高卒の大半は底辺にただよっているのであります。
まったく機会がないというわけではないけどね。

さてそんな私の毎月の給料は、どどんと大発表しますが手取り約18万円。
しかも去年は育児休暇中だったため、住民税の天引きなしで18万円ですからおそらく今後は17万円台。

で、今の住まいの家賃は7万円。

そして、くるみの保育料は、なんとびっくり6万円です。

高いでしょ? 高いと思うでしょ? 市立の認可保育所でこれですよ。子ども預けて働くにも、ある程度収入がないと逆にマイナスになる可能性もあるわけですよ。

ダンナちゃんが転勤するということは、私の収入である程度は生活を成り立たせないとならないわけですが。

17万円-家賃7万円-保育料6万円=4万円

残り4万円で公共料金と生活費をまかなうって……

アホか~( ノД`)シクシク…

いくら北海道は物価安とはいえ……そりゃ現実的に考えてどうなんだって話ですよ。

それでまず調べてみたのが、
「単身赴任になった場合、子どもの保育料は軽減されるのか?」
というポイント。

結論 → されない

次にしたことは人事部への問い合わせ。

「世帯主が単身赴任になり、妻と子どもは現在地に残って妻は勤務を継続する場合、妻に住宅手当などは出るのか」

結論 → 手当関連はいっさい出ない

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

つまり、ウチの銀行では、共働き世帯の世帯主が転勤し、妻には転勤辞令がなかった場合、妻に対するフォローというか補助は皆無だということです。

つきつめて言えば、そこで妻が持ちこたえられなかった場合は、退職しか選択肢がないということなんですね、これ。

現行の住宅手当制度では、「世帯主または準世帯主」に対して補助があるという取り決めなのですが、この「準世帯主」とは独身者のこと。
世帯主は基本的に父親ですな。

つまり、つまり、現在の銀行の人事規定には、「夫は単身赴任、妻はそのまま今の支店に勤務」という場合に想定されるケアがないんです。

これってどうなんだろうと私は思うんですよね。
だって職場結婚なんてめずらしい話じゃないし、一昔前みたいに寿退社が当たり前だった時代とは違うんです。

そこで試しに人事部に電話してみました。

で、得られた回答が、

①ご主人の転勤は避けては通れない道である。
②過去にも同じようなケースがあり、自分が知る限りでは2件。そのうち1つはご主人単身赴任、奥さんは子どもを抱えひとりで頑張っており実家は近くにない。もうひとつのケースは奥さんは退職した。
③なんとか頑張って欲しい。

・・・・・・・・・・・・・・(;´д`)

なんの解決にもならないというか時間の無駄だった、この電話。
②に関しても住居が持ち家なのか借家なのか社宅なのかはわからないと言われ、人事の諸規定についても「わからないからほかの担当に聞いて欲しい」とのこと。
ちなみに当行には「いったん退職した女性職員に対して、退職後10年以内は優先的に再雇用」という規則があるのですが、これを話に持ち出されました。
それってつまり「辞めたら?」と言ってるのと同義なんではないのか? と私は感じたんですが……考えすぎか?
おまけに私が「それは必ず再雇用って意味ではないんですよね」と言えば「必ずではない」というし、「中断されるキャリアに対するフォロー的なものは考慮されてるんですか」と訊けば(私のキャリアなんか大したもんでは全然ないがこの際それは無視するとして)「それは考慮されていない」という始末。

少なくとも私は働きたいと思っていたし、私の所属する支店でもみんな「辞めないで欲しい」と言ってくれている。中にはひとり泣いた人もいたぐらい。支店長にも「できるなら残って欲しい」と言ってもらえた。
それはとってもありがたいのだけれど……
私も辞めたいとは思っていないのだけど……

なんせ人事部の別の担当に電話してみたら、まず電話口に出た女のヒトは同じ育休明けで私の立場を心配してくれたんだけど、次に出た女はそりゃ冷たかった。
「事情は聞いていますが、手当は出ません。引っ越しについても奥さんの分については自己都合ですので自己負担です」
と紋切り口調に言われておしまい。

いやもちろんダンナちゃんの給与から多少の仕送りはしてもらうけど、それにしたってワタシだって一応正社員なんですよ。福利厚生とか受ける権利あると思うんですけど、ダンナの転勤に伴って住居がいきなりなくなるっていうのはあんまりじゃないかと。
今の住居から引っ越しして、家賃の安いところに住むとしても、それは「自己都合」なので費用はすべて個人持ちになるわけだし。

もうね、涙が出たね。
まる17年働き続けて、結婚して子供が生まれても頑張って1年仕事してきて、これからもなんとか頑張っていきたいと思ってた私にとっては、最後通牒だったね。
大げさに言えば死刑宣告みたいなもんだよ。
人事部のその女のあまりの冷たさが私のショックを増幅したのもあるけどさ。

その後はどうしても涙が止まらず、ほんとに申し訳ないのだけど営業室にいられるツラではなくなって更衣室に籠城する有様……

情けない。銀行員生活で泣いたことは昔ありましたが、こんなに長い時間泣き続けたこともないし籠城したこともない。そもそも25歳過ぎて会社で泣いた記憶がない。

私のあまりのやられように、支店のメンバーはみな声をかけられず……
午後はまったく仕事が出来ない状態でした。

こんなに冷たくあしらわれるというか、切り捨てられるとは思っていなかったもので、かなり落ち込んだし、なんだかすべてがイヤになる有様。
来月にはFPの試験受ける予定だったし、損保の募集人登録更新試験もあるし、そういえば通信教育の講座も申し込んだんだっけ……
いったい何のために勉強しなきゃならないんだろう……
っていうかなんかもう考えるのもイヤになってきたなぁ……
楽になりたい……

と考えました、実際。

なんかリストラされた人みたいな思考回路。
実際リストラされた人ってこういうふうに落ち込んで嫌になって、楽になりたいと思って結果ドツボにはまっていくんだろうな……
というところまで思いが及ぶあたり、私もそーとーヤバかったんだろうと思います。

15時過ぎればシャッターも下り、お客様がいなくなるので、私も営業室に戻りまして、黙々としなければならない仕事を片づけましたが、なんだか無味乾燥というか……
いつもやってる仕事なのに、モチベーションが底辺まで下がりきってるせいでやってること自体がばかばかしく思えて来ちゃうんですな。
来月に対応しなきゃいけない仕事の予定なんかを手帳に書いてるときがいちばんむなしかった。
こうやって書いてたところで、実際その仕事するまで自分がいられるかどうかだってわからないのに。
しかも、そうと思いながらもやっぱり手帳に仕事のメモをする自分自身に対して、なんなんだろう自分……と思わずにはいられなかったです。

17時になったらすぐ帰りました。
会社にいるのがしんどかったからね。

くーたんを迎えに行って、帰りに近くのミスドでドーナツをヤケ買いして、くーたんの希望を受け入れて2階のゲームフロアに行って、くーたんと手をつないで歩きながら現実逃避。

帰ってからくーたんはドーナツを喜んで食べていましたが、私は何も食べられず……
実はこの日、朝はひどいめまいに襲われて遅刻していたんです。
食事ももちろん摂れず。
前日夜もあまり食べられず、翌朝も食べず、昼ご飯もまったく受け付けられずの断食状態。
ほんとに情けない精神状態です。

ちなみに今こうしてblogを書いている今も、あまり考えると泣いてしまうのですが、昨晩ダンナちゃんと話し合いをして、「まずはママが仕事を続ける方針で頑張ろう」という点では合意に達しました。
このご時世、正社員というポジションは将来的にも簡単に手放すべきではないということになりましたので。

ただそれ以外はなにひとつ解決されていません。

今後どうなっていくのかはわかりませんが……

少なくとも現在、「夫婦とも職員で、夫が単身赴任する場合、妻に対するケアはいっさいなく支援策は策定できていない」というのが現状。

きっとこれからも私のような問題にぶち当たる女性職員は出てくるでしょうが、そのたびに会社は「手当なんか出さないよ。それでやっていけないんだったら辞めたら?」という態度をとり続けるんでしょうかね。

最後に付け足すと、いちおう組合にも相談しましたが、「前例がない」ことと、「現行の人事規定ではカバーされていない」を理由になんの力にもなってはくれませんでした。
御用組合もいいところ。毎月組合費払わされてるのにこういうときになんの力にもなってくれない組合には失望しました。
脱退しちゃおうかな~と考え中です。

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育てたくない・・・。

世の中は春です。

新入社員の話題も出る、初々しい季節ですが、当店は今年、新入社員の配属はありません(;´д`)

ま、当然っちゃ当然。
店の規模は小さいし、設備的にもものすごく悪いし、こんなとこに新人配属したらいきなり夢のない現実見せられてガッカリして「辞めます」 なんて言われかねないからね。
仕事の内容にしても、実際体験できる事務処理がおそらく他店に比べると少ないので、新人にとっても「ためにならない」としか言えない。

かつては毎年毎年配属される新入社員の教育係として、大卒だろうが男性だろうがおかまいなしでガリガリ指導していた私ですが、 今ではすっかりおだやかなお局様です。
新入社員にはあまり年の離れた先輩がつかない方が良い、という方針もあるため、 私のような年齢になると教育係のお声もかからなくなるのですな。

ただ、お声はかからないけど、指導しなければならない「立場」であることには変わりないわけで、たとえ相手が新人でなくても、 教えてやらにゃならんわけです。

・・・・・・・・・・・・・・。

で、ここで登場するのが、当店の若手ナンバーワン、カナコ嬢(25歳)。

カナコ嬢は去年、当店に転勤してきたのですが、転勤の翌週に母親同伴で出勤してきて「辞めたい」と言い出したスゴイ人です。 記事にもしたからなんとなく覚えている方もいらっしゃるのではないかしら。

どういう心境の変化があったのか、カナコ嬢はまだ辞めることなく勤務しているのですが、こいつ、 さらにスゴイことになってきたんです~。

カナコ嬢は窓口を担当しているのだけど、まず、ものすごく手のろい。私がやれば10分ぐらいで終わるところ、 どこをどうやったらそうなるのかわからないけれども30分ぐらいかかるのです。
そのくせ自分の仕事のやり方にこだわりがあるのか、先輩から「それはこうやったら早くできるでしょ」と言われても言うこと聞かない。 ヘタすりゃ返事もしないんです。
さらに、自分で解決できない問題があると人に訊くのはいいんだけど、1人目に訊いて納得できなかったらその人の目の前で別の人に訊くのです。

すごい失礼な話ですよね。

そもそも口の利き方も慇懃無礼というか、ちゃんと敬語で話してるのかもしれないんだけど語尾が紋切りなので愛想がない。 愛想ないだけならまだしもたまにお客様に失礼じゃないかソレ!みたいな話し方までしてる。
かと思ったら年寄りにはいきなりタメ口になってたりして……苦情になっても当たり前の応対なのです。

今現在の当店の人員構成で行くと、営業課のなかではカナコ嬢がいちばん若手なので、私や、 先輩のTさんがどうしても指導に当たることになるんだけど・・・

こんなことをいうと怒られそうですが、私、カナコ嬢には教えたくないんだよなー(;´д`)
だって訊かれたから教えてるのにあとから別の人に確認されたりとか、よかれと思ってアドバイスしてるのに (しかも間違いなくカナコ嬢の現行方法より正しいのよ)返事しないとか、そういうのをいちいちガマンしながら教えて育てるなんて、 なんかものすごくムダな気がするのです。
じゃあ勝手にやれよって感じ。

私とTさんが仕事のことで話していると、勝手に話に入ってくるんだけど、 だからなにか解決策を持ってるかって言ったらぜんぜんそうじゃないんです。
「このオペレーションで合ってるかな」なんて話をしてると、まず自分も参加してきて話を聞くんだけど、 けっきょくわかんないからなんの助けにもなってないというかただジャマなだけ。
そもそも先輩同士の話に勝手に入ってくるっていうのも、私にしたらすごく不愉快なんだけど、 どういうわけかカナコ嬢はそれが当然だと思っているようなんですな。

そして先日はビックリする発言というか、行為がありまして。

カナコ嬢の席の後ろあたりに、小さいワラジ虫が歩いていたのです。
古い店だからたまには虫も出るんだけど。
それにしたってワラジ虫です。大した大きさじゃないし、飛ぶわけでも噛みつくわけでもないんです。
で、カナコ嬢はどうしたかというと、後ろに座っていた上司に、

「次長、虫がいます」

と一言。

・・・・・・・・・・・・・・。

虫が苦手でどうしても取れないっていうんなら、「お願いします」の一言ぐらい当然だと思うのだけど、カナコ嬢はまったくナシ。
「虫がいます」のひとことで上司に虫を捕らせようって言うのがすごい。

そのあとTさんがガマンできずにカナコ嬢を叱っていたようですが……

Tさんのように口に出して叱ることにむなしさを覚える私は、先輩としてどうなんだろう(;´д`)冷たいよな……

けど、正直言って私はカナコ嬢のように「教えてもらう」 ということを根本的にわかっていないヤツには何も教えたくないし育てる気もないのです。
私が育てるべきはかわいいくーたんであって、カナコ嬢ではないんですわ。

本人には言えないことですが、なぜあの転勤してきたときにすっぱり辞めなかったのかなー。 辞めてくれた方がよかったよ(;´д`)

 

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