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きょうは文字で。

最近、ずーっと(といってもほとんど無更新だったのですが…)写真メインでやってきたので、きょうは趣を変えて、以前みたいに文字が多めな感じでお送りします。
べつに意味はないんです…ただちょっと、写真ネタに行きづまったというだけで…ううう。

で、きょうのお題は、『私は貝になりたい』

SMAPの中居クンと仲間由紀恵、という、まるで紅白そのまんまのキャスティングな映画ですが……
私は、見ません、コレ。

なぜ見ないのかといえば、実は私、ストーリーを知っておりまして、あまりにもつらすぎる話なので、見たくないわけです。
見たくない、というか、見られない、に近いかな。

もうずーっと以前のことなので、いったいどうやって見たのか(ビデオだったのか、テレビ放送だったのか)さだかではないのですが、これ見たことがあるんですよね。
主演は、フランキー堺さんでした。
白黒画面に、フランキー堺さんの悲痛な表情がどーんと映し出され、淡々と遺書を読む声とか、絞首台に赴くシーンとか、当時まだ子どもだった私にはあまりにも強烈な印象すぎました。
で、ウィキペディアで「私は貝になりたい」を調べてみたところ、どうやら私が見たこのフランキー堺さんver.は、 1959年に公開された映画のようでした。

私は貝になりたい

もともとは、TBSがテレビドラマとして前年に制作、放送したものだそうです。

けどこの昭和33年当時、VTRってすごく高価だったので、ドラマ全体の前半30分だけがVTRで、後半からラストまでは生放送だったんだそうですよ。しかもVTRといっても編集ってことができなかったので結局一発撮りみたいなもんで……
すごいですよねぇ。
生放送ではあるけれど、その部分を録画した記録も残っているそうで、それはTBS最古の番組映像資料として保管されているそうです。

詳しくはこちらのウィキペディアで該当部分をご覧ください。

該当部分を見ちゃうと、ストーリー的にネタバレになってしまうかもしれないので、そのへんを気にされる方は見ないでね。

それにしても、この白黒のフランキー堺さんを見るだけで、なんともいえない恐怖感が背中をぞぞぞっと這いのぼる感じがするのですが、そんなこと考えるのはたぶん私ぐらいのもんでしょうね。
それだけ印象が強烈すぎたんですな……もうね、怖いんですよね、見るだけで。
戦争の不条理さとか、なんかもうすべてが恐ろしい。
どうしてこの人が死ななくちゃいけないんだろう、と、子供心に強く感じたんですよね。
で、ものすごくのめり込んで見るタチの私としては、ストーリーを知っていながらまた映画館でコレを見る、という気持ちにはどうしてもなれないわけなのです。

子どもの頃に私がこれを見て感じた、戦争というものの残酷さとか、不条理さとか、そして決してそれらが他人事ではないこと(身近に起こりうること)などを、いまの子どもたちが中居クンの演技に感じ取ってくれたらいいなと思います。ほんとに。

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