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W女史と一騎打ちな夜

W女史の転勤の日が徐々に近づき・・・

金曜日、『送別会』という儀式が執り行われました。

 
先日、清水の舞台から飛び降りる意気込みでW女史の指輪についてのインタビューを決行したワタクシですが、その結果報告を聞かされた同僚OLたちの反応は厳しかった・・・

「もらった指輪ぁ? 誰からもらったって?」
「いや、そこまでは訊きませんでしたけど・・・」
「なんで訊かないの!! そのタイミングしかなかったじゃん!! ツメ甘いよ!!!!」

清水の舞台から飛び降りたまではよかったが、飛び降りた後のツメが甘くお叱りを受けるオイラ。
あんなに・・・勇気出して頑張ったのに・・・

しかーし、言われてみればたしかにそうです(素直)。

あのときついでに、

「もらったって・・・やっぱあのとき旅行代理店に一緒にいた人ですか?!」

なーんつって・・・勢いで訊いてしまえば良かったわけで・・・

・・・・・・・・・・・・・・。

というわけで、あっさりと次の任務を与えられてしまったワタクシは、送別会というラストチャンスに賭けるよりなくなってしまったワケなのでした。

っつーか、みんなそんなに知りたいのか? W女史の男関係を・・・・
と考えてみたりしましたが・・・

知りたい。

少なくとも私は知りたい。あのW女史とつき合おうという超・物好きな男性がこの世にいるというのは真実なのか(言い過ぎか)。
さらにあのW女史に指輪なんぞをプレゼントしてしまうという超・奉仕心あふれる男性がいるというのは真実なのか(言い過ぎだな)。

とにかく私は、目撃してしまった男性の正体を明らかにすべく、誰よりも緊張しながら送別会に臨んだのであります。

しらふではもう清水の舞台から飛び降りる気力も出ない!! そう思った私は送別会がスタートしてすぐに白ワインをオーダー!! グラス3杯ほど飲みつつW女史のピッチを見極め、彼女も酒が回ってきたあたりを見計らって決死のトラーイ!!!! であります。

私 「Wさん、いろいろとお世話になりましたぁ~」
W   「いえいえ、こちらこそお世話になりました~」

表面上は礼儀正しくご挨拶を交わす私たちですが・・・
本当の闘いはここから始まりました!!! もちろん、闘いだと思っているのは私だけですが・・・

「実は、Wさんにどーしても訊きたいことがまだあるんですよね・・・」
「あ・・・それってさぁ・・・」

W女史の目がキラリと光ったように見えました・・・
思わずたじろぐ私・・・

「ってゆーか、見たでしょ~?! あのとき!!」

W女史は私が予想していたよりずっと酒が回っていらっしゃいまして、控えめに出た私の遙か上を行くテンションで、そう、おっしゃいました。
「見たでしょ」
そのひとことで、すべてを察する私・・・

そうか!! やっぱり、そうだったんだ!!
その瞬間に、私の進むべき道は決まりました!! 
この闘い・・・私もW女史と同じレベルまでテンション上げて行かなくては!!!!

「見ましたよぉぉ~!! ってゆーか、私ずっと気になってたんですよねっっ!!」
「やっぱり~!! 私あのときすごい焦ったんだから~!!」

そうです。
みなさん、もう、おわかりですね?
W女史が私に見られて「焦った」というのは、もちろん、旅行代理店に男といたその瞬間のこと。
やはり、あれはW女史の連れだったのです!!
しかも・・・「見られてはならない」ところだったわけです・・・

「いやほんと焦っちゃってさぁ・・・あのあと、私逃げたんだよね・・・気づいてた?」
「ええ・・・なんかいきなりいなくなっちゃって、私が挨拶したときもWさん動揺してるっぽかったし(コレはウソ。無視される=日常茶飯事だったため、動揺してるなんて思いもしなかった)、これはもしかして私まずいところに来ちゃった?! ってけっこー私も焦りましたよ・・・」
「そのあと私、店に戻れなくてさ、彼氏にメールして『まだいるの?』って打ったんだけど、そしたら彼氏から『まだいるよ・・・ハワイに行くような話してるよ』って返ってきて、結局彼氏に全部旅行の話聞いてもらっちゃったんだよね~」

やっぱり・・・

私がハワイ旅行のパンフレットを棚から集めていたとき、その横をすり抜けて消えたW女史・・・
あれは・・・逃げたんだ・・・

「じゃ・・・Wさんはあの彼氏さんと旅行行ったんですか? 台湾・・・」
「そうそう!! 親にも内緒で行ったんだよね~」
「・・・ええっ?! 親に内緒?!」
「会社の友達と行くからって言ったんだもん。男と行ったって知ってるのは○○さん(私のこと)だけなんだからね! 言わないでよ?!」
「い、言いませんよぉもちろん!!」

と力強く請け合っておいて、30分後には言いふらした私を誰も責めることはできまい・・・

しかも判明したのはその男のことだけではなかったのです!!

「実はつい最近まで二股かけてたんだけどね~」
「ふ・・・二股ですか?!」
「うん、でもさぁ二股ってけっこう疲れるんだよねぇ。なんか話すにしても、『あれっ、この話どっちの男としゃべってたんだっけ?』とか『このシチュエーションってどっちだったっけ?』とかいちいち考えたりしてて、それがメンドーになっちゃって、片っぽ整理したんだけどね~」
「へぇ・・・(予想外のぶっちゃけトークにもはやOLらしい合いの手も打てない私)」
「でも整理するほう間違っちゃってさぁ、ホントは今の男のほうを整理するつもりだったの私」
「な・・・何を基準で選んだんすか?(完全にただの好奇心)」

W女史はすごかった・・・簡単明瞭に・・・きっぱりとお答えになりました・・・

「稼ぎ」

あのね・・・私の脳裏に一瞬「叶姉妹」がよぎりましたよ・・・そりゃ容貌的には似ても似つかないですけれど、言ってることがなんとなく叶姉妹的なにおいがしませんか?「殿方にはやはりそれ相応の収入がないと・・・」なんつって・・・ただその言葉が超ダイレクトっつーかど真ん中なだけというか・・・

「やっぱ・・・大事っすかね、稼ぎって・・・」

思わず本音部分でそう問い返してしまう私・・・いや確かに稼ぎのない男とはつきあえませんよ!! 私も独身時代から「金がなければ心がすさむ!! 愛情だけあってもダメ!!」と言ってきた女ですから・・・けど、最後の最後で思うわけですよ、W女史と自分を一緒にしたくない、みたいな考えをね・・・

しかしW女史はやはり、そんな私の上を行っておられました。

「大事に決まってるじゃない!!」

ええ、もう、ここまで悪びれもせず言えるのであればもうそれはそれでアリですよ!! 稼ぎ、大事っすよね!!

そんな思いに駆られる私を、さらにW女史は高みから見下ろされておっしゃるのです・・・

「けどさ、稼ぎが良くても人間的にどうかなって思う男はダメだよね~。私、この前は医者とつき合ってたんだけどね・・・」
「いっ、医者ですか?!」
「うん、11年上の医者だったんだけど、まぁ医者だから確かに稼ぎはあったんだよね~。けどなんか私に説教とかしたんだよその男!!」
「Wさんに・・・説教?」
「そうなの!! だからなんか私も腹立っちゃってさ、『あんた何様?!』みたくなっちゃってね、最後に言っちゃったもん・・・『アナタ医者だから頭はいいかもしれないけど、年の割にぜんぜん世間知らないよね!!』って」

もはやココまで来ると闘いうんぬんの話ではありません・・・っていうか勝負なんかものの数秒でついちゃってますから!! はなから闘いになんかならなかったんですよ・・・しょせん私は酒の勢いを借りないと、清水の舞台から飛び降りることもできないしがないOLでございますので・・・

送別会が終わり、W女史は上司たち数人とともに夜の街に消えていきました・・・

その後、別の2次会に出席した私が、そのすべての顛末を同僚に語り尽くしたのは言うまでもありません(笑)

それにしても・・・新たなるナゾが判明してしまった・・・
あのW女史が何故そんなにも男を絶やさずいられるのか・・・

知りたいことは知りたいですが、これ以上キヨブタ(清水の舞台から飛び降りる)すると足が折れそうですので、永遠のナゾにしておこうと思います。

ちなみにW女史は、「今の彼氏さんとは結婚するんですか?」という私の問いに、

「それはまた別だから!! やっぱもうちょっと稼ぎのいい男とか見つけたいじゃん」

とこれまた凛としてお答えになっておられました・・・

アグレッシブだ・・・

そして、彼女が高みを目指し続ける限り、犠牲者(男)は増え続けるのでありましょう・・・

チーン (合掌)

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コメント

前回から引き続きでOLもののテレビドラマを見てるようでした。(^^)
どっちかというとコメディ・・・いやコント?

投稿: yoshi | 2006.07.03 07:27

強いて言うなら

「OLコメディ」

と言っていただきたかった!!

(アタックチャンス風に読んでください)

投稿: ai | 2006.07.03 22:53

uchimoは送別ー!
ここに女史に転勤しなかったー。
ここでaiと送別したいなぁ。
ここでaiは転勤するつもりだった。

投稿: BlogPetのuchimo | 2006.07.06 12:16

初めまして。B型同盟からなんとなく流れてきました_(._.)_
面白いブログですね(^-^)またお邪魔しに来ます。ではでは。

投稿: 文月。 | 2006.07.06 21:41

文月さん、はじめまして
コメント遅くなってごめんなさい。

>面白いブログですね(^-^)またお邪魔しに来ます。

ありがとうございます♪
W女史についてはどんなふうに書いても面白くなってしまうのですが(笑)
今後ともどうぞよろしくお願いしますね!

投稿: ai | 2006.07.08 17:03

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