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天国からの手紙

今日、ダンナちゃんは職場の方たちと急遽飲み会になったため、私一人でのんびり晩ご飯・・・の、つもりだったのですが・・・

帰ってきてからつけたTVに映ったのは、江原啓之さんの番組「天国からの手紙」。

―――泣いてしまった。もう、涙だけじゃなくて鼻水まで出て、かなりのフルコース泣き。あれで声も出てれば、号泣、って感じだったくらい。

ちょうど、結婚の許しを得るはずだった日に、本人にも自覚できないほど突然に交通事故で亡くなってしまった男性の話をやっていたんですが、そこからもう引き込まれるようにして最後まで見てしまいました。家族を顧みない親にあてつけるつもりのいたずらが、不運にも事故になって命を落としてしまった子供、育児疲れのやつあたりで言ってしまった捨て台詞を撤回できないまま夫に死なれてしまった奥さん……誰もが、私にだって起こり得るような小さなきっかけで苦しんでいるんだなって、とても他人事とは思えない気持ちで見ていました。

ただ平凡な日々を繰り返していると、いつの間にか忘れてしまっているんですが、「明日がくる保証はない」んですよね。今までがずっと同じだったからといって明日も同じくやってくるかどうかなんて誰にもわからないんです。

当たり前にやってくると思っていた明日が、来ないこともあるんだ―――と、来なかったときに知っても、もう遅い。そこに、明日もいてくれると思っていたはずの人がいなかったとしたら―――

小さなことなんですが、結婚以来ずーっと守っていることがあります。

それは、一緒に出勤している道の途中で二手に分かれるとき。私が地上に、彼が地下鉄に、という場所でお互いに「じゃあ、いってらっしゃい」と声をかけるんですが、そのときに必ず笑うこと。

捨て台詞を言わないことも、ずーっと守っていること。

両方とも母の教えでもあるんですが、自分自身、すごく大事なことだと思っているので守ってます。もちろんケンカもしますし、コノヤロって腹が立つこともあるけど、捨て台詞を言うくらいだったら「そういう言い方はないんじゃないか」って正面切って反撃するほうがずーっといいし、ケンカは家の外に持ち出さずに家の中だけで完結させる。完結させないまま外に出かけて、次に家に帰ってきたときに相手がいるかどうかなんて、そんなこと絶対じゃないんだから。ムカついたなら言葉に出して、気持ちを伝えないとまた同じことでムカついて……ってそんなのイヤだ!!(笑)

当たり前の毎日こそが最高の幸せだ、と自然に思えるようになりたいものです。

番組中ですごく印象に残ったのが、ゲストのえなりくんが「残された人は、死んでしまった人がどう思っていたのかわからないからつらいと思う」と言ったのに対して江原さんが「それは違いますよ」といったコメント。

「生きている間に、その人とどれだけ真剣につきあっていたのかが大事です。本当に真剣に向き合っていたら、『あいつだったらこんなとききっとこう言うはずだ』ってわかるでしょ。それが大切なんですよ」

……そっか……そうだよね。

けど人間って弱いから、たとえ相手が生きてても、何を思っているかわからなくてくよくよしちゃったりするでしょ? だから相手がいなくなったときに、ちゃんと『こう言うはずだ』ってわかる人というのは強いなぁと思います。で、その強さというのは、生前の信頼度の深さでもあるんだろうなと思います。

時々はこういう番組を見て、自分の「当たり前の幸せ」を再認識するのもいいな……としみじみ考えてしまいました。

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コメント

初めてコメント差し上げます。
いつもお母様に育児のアドバイスなど頂戴しているくわとろと申します。

aiさんの心がけにとても共感しました。
私も夫を送り出すときは必ず笑顔でいるようにしています。
いやな気分で仕事するのは自分でもイヤだし、何より経験がそうさせます。
私の父が出社してそのまま長い入院生活&記憶をなくしていく様を見ていたからなんです(既に身罷りました)。
私のことも忘れてしまって(正確に言うと、父の記憶の中の私は子供のままで成長した姿がわからない)。
当たり前の生活が突然崩れ去る、というのを経験してとても臆病、神経質になった時期もありました。今も人よりそういうことに対する恐怖心は大きいと思います。

どうにも抗えない運命・宿命というものはあるのだろうけれど、そこに直面したとき、少しでも後悔しないように、毎日を丁寧に過ごして小さな幸せにも敏感でいられるようにしたいですね。

はじめましてなのに長々と失礼しました。

投稿: くわとろ | 2005.08.10 11:32

くわとろさん、初めまして。コメントありがとうございます。


>どうにも抗えない運命・宿命というものはあるのだろうけれど、そこに直面したとき、少しでも後悔しないように、毎日を丁寧に過ごして小さな幸せにも敏感でいられるようにしたいですね。

はい、本当にそう思います。運命や宿命という大きな流れというのはやっぱりあって、その中で私たちは生かされているんだろうなと……そして、大きな壁にぶつかったときも、それまでの毎日を後悔しなくてすむように、日々を過ごしていきたいなぁと思います。

江原啓之さんのHPで、
「当たり前の毎日は、当たり前ではない」
ということに今回の放送で気づいてほしかった、というメッセージがありましたが、本当にそうですよね。
そのことに世の中の人みんなが気づいたら、もっと世の中は優しくなるような気がするんですけどね~……。

投稿: ai | 2005.08.10 23:42

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今日、PM6時半からフジテレビで「天国からの手紙」という番組があるんですけど、そこでアルベルトさんの事件の話も出てきます☆私が署名活動をしているアルベルトさんの事件です☆ 見れる人はぜひ見てください(>_<) http://www.fujitv.co.jp/tengokuehara/index2.h... [続きを読む]

受信: 2006.01.03 20:34

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