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「女王の教室」は是か非か

今回の連ドラの中で唯一見ているのが「女王の教室」。けっこー面白いと思って見てたんだけど、クレームとかスポンサー敬遠とか、なんかあんまりよろしくない評判ばかり話題になってるようですね。

まぁ気持ちはわかる。

だって私、初回を見てなんとなく「うーん……」って気持ちも下がったもんね。なんかさぁ、ああいう先生ってどうなのよ、ってどうしたって思うもんね。実際、初回は見たけど、その後何話かは見なかったから。やっぱあの先生はそれだけ衝撃的だった。

けどそれって実はあのドラマの一部分というか、一要素でしかなくて、それ以外の要素は気をつけて見てるとすごーく面白かったりするんですよ。例えばPTAを懐柔してしまったあのエピソードだって、「親」という生き物をすごくよく表してるし、親に捨てられた過去を持つ男の子・由介のあの明るさも痛々しいほどリアル。羽田美智子がやってる母親も、子供の気持ちをまったく理解しようとしない(できない)大人の象徴みたいになってるし、原沙知絵がやってる先生なんて、天海祐希の演じる真矢とは対照的で、だからこそすごく頼りないというかプロ意識に欠けて見えるけど実はああいう先生のほうが多かったりする現実もあって、だから真矢一人だけを見てドラマ全体を見ないのはつまらないな、と思うわけです。

確かに天海祐希が演じてる「阿久津真矢」という先生は極端だし、決してほめられた教育者ではないと思うけど、100%間違っているかと言えばそうではないと思うんですよね。13日放映分の中で、「普段は偉そうに権利を主張するくせに、いざとなったら人権侵害だと大人に守ってもらおうとして……要するに、いつまでたっても子供でいたいだけなのよ。悔しかったら自分の人生ぐらい自分で責任持ちなさい」という台詞があったけど、これなんかまったくその通り! って感じですよね。

むしろ真矢のように確固たる信念を持ってるほうが、原沙知絵の演じる天童しおり先生みたいに、「あーあもう結婚しちゃおうかな~!」ってなる先生よりずーっとマシじゃないでしょうか? 私はOLずーっとやってきてて、別に確固たる信念持ってたわけじゃないけど、それでも同僚がなんかトラブルあったりしたときに「あーあもう結婚して仕事辞めようかな~」って言ったら腹立ちますよ。

金八先生のように非の打ち所がない、バリバリ性善説みたいな先生もいいけれど、たまには真矢のようなバリバリ性悪説タイプの先生もいいんじゃないでしょうか。なんたって、ドラマなんだし。ドラマだからこその「逆説的問題提起」って感じのね。

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